自動車部品大手のマレリ(MARELLI)は15日、中国・安徽省蕪湖市に本社を置くハイテクレーダー専門企業の蕪湖森思泰克智能科技(Wuhu SensorTech Intelligent Technology、WHST)と、レーダーセンサーに焦点を当てた先進運転支援システム(ADAS)と自動運転技術のアプリケーションに特化した基本提携契約を締結したと発表した。


今回の合意に基づき、WHSTは中国市場でのレーダー関連の統合的技術およびエンジニアリングサービスをマレリに独占的に提供。協力関係は世界の他の地域にも拡大される。

具体的には、ヘッドランプ、リアランプ、スマートグリルを統合するマレリの4Dレーダー向けの77ギガヘルツ(GHz)と79GHzのアプリケーションに加え、スタンドアローンのコーナーレーダー、長距離レーダー、最新のコックピットレーダー技術にも注力する。

2021/4/16

 

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