電子機器の製造受託(EMS)事業を手掛ける商社のシークス(本社:大阪市中央区)は11日、シンガポール子会社のシークスシンガポール(SIIX Singapore)が同国のエネルギー貯蔵ソリューションプロバイダーであるオリエント・テクノロジー(Orient Technology)と合弁会社を設立すると発表した。電池パックの設計、開発、製造、量産に向けたソリューションを提供する。


合弁会社の商号はSIIX-ORIENT TECHNOLOGYで、出資比率はオリエント・テクノロジーが71%、シークスシンガポールが19%、個人が10%。8月12日に設立する。

シークスは中期経営計画のなかで、今後の需要拡大が見込まれる電池関連ビジネスの拡大を企図している。電池パックの設計と開発、製造技術のノウハウを持つオリエント・テクノロジーと合弁会社を設立することでシークスグループ内にノウハウを構築し、電池関連のEMS事業の獲得や電池セルメーカーとの関係強化を推進する。

2021/8/12

 

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