中国の自動車部品大手である万向集団の子会社である米Neapcoはこのほど、ポーランド南部のオポレ県プラシュカで技術センターを起工したと発表した。2022年の秋ごろに稼働を開始させる方針だ。

床面積は1万3000平方フィート(約1208平方メートル)で、ハーフシャフトの試作品の製造工程やアフターマーケット向け製品の組立ライン、各種試験設備などを備える。投資額や雇用者数などの詳細については言及していない。

同社は1921年の創業で、ミシガン州ファーミントンヒルズに本社を置く。米ネブラスカ州やメキシコとポーランド、ドイツのほか中国の重慶市や安徽省蕪湖市、浙江省杭州市に生産拠点を置き、自動車メーカーとアフターマーケット向けにドライブシャフトやプロペラシャフト、ディファレンシャルギア、サスペンションスプリング、アルミダイカスト製品、駆動系部品、ステアリング部品などを供給している。

2021/12/6

 

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