自動車部品大手の米ボルグワーナーはこのほど、欧州の高級車メーカーから、レンジエクステンダー式の電気自動車(EREVまたはREEV)向けの800ボルト(V)統合ドライブモジュール(iDM)供給プログラムを受注したと発表した。量産開始は2029年を予定している。供給先のメーカー名は公表していない。
■発電と駆動を単一の電気モーターで実現
今回受注したiDMは発電と駆動を単一の電気モーターで実現する、ボルグワーナー独自の設計による高度統合型システム。インバーター、2基のクラッチ、デュアルマスフライホイールなどの主要コンポーネントと連携し、顧客が使用する内燃エンジン(ICE)とシステムレベルで統合される構成となっている。高効率な発電機能に加え、必要に応じて全輪駆動モードにも対応可能。EREVの主要機能2つを単一ユニットに統合することは車両アーキテクチャーにとって大きなアドバンテージになるとしている。
インバーターには同社の次世代パワースイッチ「ヴァイパー(Viper)」と両面冷却型パワーモジュール技術を採用。高性能電気駆動向けに特別に開発されたプラットフォームは、優れた電気性能と熱マネジメント性能を実現し、高電圧・大電流といった厳しい動作条件に対応するという。
2026/02/20


