オランダの地図・位置情報サービスのヒア(HERE)テクノロジーズは24日に開幕した北京国際汽車展覧会(北京モーターショー)で、自動車グレードのマップデータを中核に、高度なソフトウエアツールと人工知能(AI)を活用したロケーションインテリジェンスを紹介している。


同社は北京モーターショーで、シミュレーションツールからデジタルコックピット、自動運転向けソリューションまで幅広い活用例を紹介。「レベル2++」と「レベル3」の自動運転機能とグローバルNOA(ナビゲーション・オン・オートパイロット)の展開に必要な、正確なジオメトリー、ローカリゼーション支援、コンテキストに基づく道路情報を提供する最新のレーンレベルガイダンスとインテリジェントドライビング向けマップレイヤーを展示している。

ヒアによれば、2025年の輸出台数で上位を占める中国の自動車メーカー10社が同社の顧客になっているという。

■ヒア、ロータスに海外市場向け統合ナビと高速道路向けNOA提供

ヒアは23日、中国の民営自動車大手である浙江吉利控股集団(吉利集団)傘下の英高級車メーカー、ロータスの高級EV(電気自動車)部門であるロータス・テクノロジー

(路特斯科技)と協業し、ロータス初となる海外市場向け統合ナビゲーションと高速道路向けNOAの提供を開始すると発表した。

両社の協業は、ロータスが中国国内で展開してきたナビゲーションプログラムの成功と、欧州市場でのヒアの「HERE Navigation」のEVへの導入実績を基盤としている。ロータスのデジタルコックピットは、HERE Navigationとヒアのライブマップをグローバル展開の中核基盤として採用し、EV向け最適ルーティング、航続距離の延長支援、OTA(オーバー・ジ・エア、無線更新)によるアップデート機能を提供している。

この実績ある基盤を基に、ヒアとロータスはナビゲーションにとどまらず、高速道路向けNOAを含む先進運転支援システム(ADAS)へと機能を拡張し、アジア太平洋、北米、中東地域への展開を進めていくという。

2026/04/28

 

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