米国に本社を置くパラディン・エンバイロテック(PaladinEnvirotech)は18日、韓国に本社を置く投資家および戦略的パートナーのDaeheung M&Tとの新たな戦略的提携に署名し、R&L Recyclingの買収を受けてオランダ・ヘルモントでの欧州事業を拡大すると発表した。これにより、西側同盟国と中国国外のレアアース(希土類)元素のサプライチェーン強化を進める。
パラディンの事業拡大に向けた投資額はこれまでに8500万米ドルに達した。これにより、同社はRECaptureのレアアース回収能力を展開するとともに、合弁パートナーであるCritical Minerals Recycling(CMR)が開発したレアアース・リサイクル技術の導入を同盟国市場全体へ拡大する体制を整えた。
欧州連合(EU)の重要原材料法(Critical Raw Materials Act)は、2030年までに特定の第三国への供給依存度を65%以下に抑える目標を掲げている。一方、米国主導のパートナーシップでは、地域内での加工能力の拡充や友好国間で構築する「フレンド・ショアリング」型サプライチェーン、さらに同盟国の産業基盤の整備が進められている。
2026/06/19


