英自動車工業会(SMMT)が30日発表した2026年6月の自動車生産台数(乗用車、商用車)は前年同月比1.2%減の6万8200台と2カ月ぶりに減少した。上半期(1~6月)の累計生産は前年同期比7.5%減の38万5979台となった。
■商用車生産が15カ月ぶり増加
6月の自動車生産の内訳は、乗用車が1.3%減の6万5483台と2カ月ぶりに減少。商用車(バン、トラック、タクシー、バス)は1%増の2717台と15カ月ぶりに増加した。
■輸出向けが3カ月連続で増加
仕向け地別の自動車生産は、国内向けが17.5%減の1万6770台と減少を続け、輸出向けは5.6%増の5万1430台と3カ月連続で増加した。
6月の乗用車の輸出向け生産は4.5%増の4万9720台と3カ月連続で増加。商用車の輸出向け生産は比較対象の前年同月が低水準だったことから、54.3%増の1710台となった。
■上半期の中国向け生産が44.7%減
上半期の輸出向け生産は5.6%減の29万4222台で、全生産の76.2%を占めた。欧州連合(EU)向けが3.4%増の16万6801台で輸出向け全体の58.3%を占め、米国向けが4.6%減の4万5162台で全体の15.8%を占めた。中国向けは44.7%減の1万2323台となった。
SMMTは第2四半期(4~6月)の自動車生産は輸出の増加を受け、前年同期比0.1%の減少にとどまったと指摘。バーナム新首相の政策によって適切な事業環境が整えられれば、英国の自動車産業の回復が促進され、自動車製造業に従事する18万8000人の労働者の雇用が確保されるだろうとしている。
2026/07/31


