自動車部品大手の米ボルグワーナーは4日、欧州の大手自動車メーカーと複数の高電圧インバーターに関する大型契約の延長を獲得したと発表した。同契約にはプラグイン・ハイブリッド車(PHV)と800ボルト(V)の電気自動車(EV)向けの改良型インバーターが含まれている。量産開始は2029年を予定。供給先のメーカー名は公表していない。
同社はPHV向けには独自のASIC技術を採用した改良型の高電圧インバーターを供給する。同技術はボルグワーナーの800Vインバーター製品群ですでに実績があり、供給先の新しい車両オペレーティングシステムに完全対応。高度なパワーエレクトロニクス制御を実現するとともに、システムの効率的な実装を支援する。
800VのEV向けにはボルグワーナーのトラクションインバーターに独自開発のSiC(炭化ケイ素)ベースのパワースイッチと両面冷却型パワーモジュールを採用。これにより、高効率とコスト競争力を同時に実現するとしている。
2026/8/5


