ゼネラル・モーターズ(GM)の欧州部門オペルは19日、スペイン北東部アラゴン州サラゴサのフィグエルエラス(Figueruelas)工場で2018年までに1400人以上を雇用すると発表した。増員分は、現在の同工場の従業員数の約25%に相当する。

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増員は、1954~57年生まれの同工場の労働者が部分退職に入ることに伴い、可能となる。GMスペインのゼネラルダイレクターであるアントニオ・コボ氏は、今回の追加雇用により能力を持つ労働者を採用し、若年層の雇用を促進するとともに、アラゴン州の未来を形作ることになると述べている。

スペイン工場は、オペルの欧州の生産拠点でも最大の生産能力を持ち、1982年の開設以来、累計1190万台を生産。生産した車の約90%は、英国やドイツ、イタリア、フランスなどに輸出されている。

2015/3/23

 

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