現代自動車は27日、インドで小型スポーツタイプ多目的車の「クレタ(CRETA)」を初公開した。近くインド市場に投入したうえでグローバル展開する方針だ。

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価格や発売時期については明言していない。主な特長は超ハイテン材を採用した「ハイブ・ストラクチャー(Hive Structure)」と呼ばれるボディ構造で、ピラーやボディサイドフレーム、床などをすべてリング状にレイアウトしている。リング状とすることで、軽量化しても全周囲からの衝撃に対してキャビンを高いレベルで保護することが可能とした。

パワートレインは排気量1600ccのガソリンエンジンと、1400ccと1600ccのディーゼルエンジンに6速のトランスミッションを組み合わせた。ただし、オートマチック・トランスミッション(AT)は1600ccのディーゼル車に限定となっており、このほかはマニュアル・トランスミッション(MT)となる。このクラスの小型SUVとしてはインド市場で初のディーゼルAT車になるとした。最高出力はガソリン車が123PS、ディーゼルの1600cc車がクラス最高レベルの128PS。

安全面では、サイドとカーテンを含む6個のエアバッグや駐車時に後方を映し出すリバース・パーキング・カメラなどが小型SUVとしては最高水準の装備になるとした。

2015/6/29

 

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