韓国の自動車部品メーカー、ハラ・ビステオン・クライメート・コントロール(HVCC)は24日、社名をハノン・システムズ(Hanon Systems)に変更する案が株主の承認を得たと発表した。

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米ビステオンは今年6月、合弁会社HVCCの株式70%をHahn Auto Holdingsとハンコック・タイヤに売却していた。持ち株比率は、Hahn Autoが50.5%、ハンコックが19.49%。

新社名の「Hanon」は、韓国語で寒さを意味する「han」と暖かさを意味する「on」を組み合わせたという。In-Young Lee新最高経営責任者(CEO)は、新しい所有者と経営陣の下、企業の変革を進め、自動車市場でのブランド認知度を高めるとの方針を示した。

HVCCは韓国を含む19カ国に計38カ所の製造拠点を展開。エアコンやコンプレッサー、パワートレインクーリングのほか、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)のバッテリークーリングなど、幅広い製品を供給している。

2015/7/27

 

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