PSAプジョー・シトロエンは1日、フランス北東部のミュルーズ(Mulhouse)工場で2016年1月から週末のシフトを追加するとともに臨時労働者を増員すると発表した。同工場で生産するプジョー「2008」とシトロエン「C4」「DS4」の欧州での需要増に対応する。

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同工場では今年4月以降、労働時間の延長により、1万台以上が増産されている。16年上半期(1~6月)の週末シフトの追加に伴い、約950人の増員が必要となる。このうち約750人は臨時労働者で賄い、残りは社内の異動で補充する。

ミュルーズ工場では総額4億ユーロ(約541億円)の改修工事が進められており、20年までには欧州でも最高の能力を持つ工場に転換する見通し。今年7月には、18年から同工場でDSブランドの新モデルの生産を開始する計画が明らかになった。

2015/9/2

 

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