プラグイン・ハイブリッド車(PHV)メーカーの米フィスカー・オートモーティブはこのほど、社名をカルマ・オートモーティブ(Karma Automotive)に変更すると発表した。変更に伴い、ロゴも改めた。

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フィスカーはPHVの高級スポーツカー「カルマ」を開発。2009年には米政府から環境対応車の開発援助として5億2900万米ドルの融資を受けたが、その後、経営が悪化。融資の一部を凍結され、12年7月からカルマの生産も停止したままの状態となっていたが、14年に中国の自動車部品大手の万向集団によって1億4920万米ドルで買収されている。

フィスカーは、新社名について「新旧のブランドに関連し、会社の目的を統合するメッセージを発信できる」と説明している。

フィスカーは米カリフォルニア州モレノバレーの工場で次世代のPHVの生産を開始する計画。来年には新モデルを発表する見通しとしている。

2015/10/5

 

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