PSAプジョー・シトロエンは7日、上半期(1~6月)のグローバル販売台数(完成車とCKD)が前年同期比0.4%増の154万6889台だったと発表した。欧州と中国、インド・パシフィック、中東・アフリカ地域の販売がけん引した。


完成車の地域別販売は、欧州が2.9%増の98万3544台、中国・東南アジアが2.2%増の36万7714台、中東・アフリカが23.5%増の10万856台、インド・パシフィックが35.8%増の1万3011台だった。一方で、ロシアを含むユーラシアは81%減の5156台、中南米は28.6%減の7万6279台となっている。

ブランド別のグローバル販売(完成車とCKD)は、プジョーが3.9%増の88万6638台、シトロエンが2.7%減の60万6803台、DSが16.2%減の5万3448台となっている。

プジョーの欧州販売(完成車)は、Cセグメントの「308」の好調がけん引し、6.7%増の55万7187台を記録した。クロスオーバー車「2008」の欧州販売は57%増を記録した。

シトロエンは新型コンパクトカー「C4カクタス」が4万3000台以上を販売。Aセグメントの新型「C1」の販売は3万2000台と、旧モデルの54%増に達した。

DSブランドの第2四半期(4~6月)の販売は第1四半期(1~3月)と比べて14.8%増加。クロスオーバーSUV(スポーツタイプ多目的車)の新型「DS5」の発売が貢献した。

2015/10/8

 

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