自動車用塗料大手の米アクサルタ・コーティング・システムズは12日、インド西部グジャラート州サブリ(Savli)の工場の生産能力を2倍に増強するとともに、自動車メーカー向けのコーティング開発研究所を新設すると発表した。

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拡張後の工場は2017年第3四半期(7~9月)に稼働する予定。低温焼き付け塗料と高温焼き付け塗料の両方の生産能力を増強する。低温焼き付け塗料は、車両の軽量化と燃費向上に寄与する最新の軽量プラスチックと複合材料に利用される。

コーティング開発研究所は16年第2四半期(4~6月)の完工を予定。より優れた色整合と色合い、品質を確保するための特別な処方の開発に集中する。

アクサルタは1996年にインド市場に進出し、サブリのほか、デリーと西部マハラシュトラ州ムンバイ、南部カルナタカ州バンガロール、西ベンガル州コルカタに拠点を置いている。

2015/10/14

 

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