イタリアの自動車部品大手マニエッティ・マレリは19日、インドの自動車最大手マルチ・スズキとの合弁事業であるマニエッティ・マレリ・パワートレイン・インディアがインド北部ハリヤナ州マネサールで新工場を開所したと発表した。新工場ではAMT(オートメーテッド・マニュアル・トランスミッション)を生産する。

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新工場の面積は7500平方メートル。フル稼働後の従業員数は約115人で、AMTの生産能力は年間28万台分となる見込み。

インドでは過去2年間、AMTの需要が増大しており、マニエッティの製品はマルチ・スズキの「セレリオ」や「アルト」のほか、タタ・モーターズの「ナノ」や「ゼスト」に搭載されている。

マニエッティはインドでは新工場を含めニューデリー周辺に7工場を保有し、パワートレインシステムや電装システム、排気システム、サスペンションシステムの製品を製造。西部マハラシュトラ州プネ周辺には、自動車用ライトとパワートレイン、排気システム、ショックアブソーバーを製造する3工場と研究開発(R&D)1カ所を置いている。さらに南部タミルナド州チェンナイには排気システムの工場1カ所を保有する。

 

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