タイヤ大手の仏ミシュランがこのほど発表した第3四半期(7~9月)決算は、売上高が前年同期比8.7%増の53億900万ユーロ(約7055億円)だった。乗用車と小型トラック用タイヤ事業が14.9%増の29億7800万ユーロ(約3958億円)、トラック用タイヤ事業が2%増の16億700万ユーロ(約2136億円)、特殊製品事業が1%増の7億2400万ユーロ(約962億円)だった。


販売量は市場水準を上回り、2.8%増を記録。特に乗用車・小型トラック用タイヤ販売が好調だった。

同社は、2015年通年の販売量の伸びで市場平均を上回るという目標を維持。営業利益率は乗用車・小型トラック用タイヤ事業では前年を上回る見込みで、トラック用タイヤ事業では著しい上昇を予想。特殊製品事業では限定的ながら落ち込むとみている。

 

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