フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコの自動車メーカー、シュコダは5日、チェコ中部ムラダー・ボレスラフの主要工場内に新プレス施設を建設すると発表した。総投資額は8640万ユーロ(約113億8000万円)で、2017年2月の稼動を予定する。これにより、同社の生産拠点としては初めてアルミパネルの加工が可能となる。

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8640万ユーロの投資額のうち、1950万ユーロ(約25億8000万円)が建屋の建設に充てられ、新プレス設備の導入に5500万ユーロ(約72億8000万円)を投じる。

すでに面積1万1600平方メートルの新ホールの建設が始まっており、16年春から最新鋭のサーボプレスラインの導入を開始する。

これにより大型のアルミ部品の加工が可能となる。新プレスラインのエネルギー効率は従来比で最大15%高いという。同社は2年前に最初のサーボプレスラインを導入している。

 

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