フォルクスワーゲン(VW)は27日、ドイツ北部ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク市の本社工場のプレス成形ラインが、米コンサルティング会社オリバーワイマンによるハーバー・リポートの「超大型トンラスファープレスの生産性」部門で1位となったことを明らかにした。
同リポートでは、18の自動車メーカーの124のプレス成形ラインの生産性を比較。VWの「プレスライン500」が超大型トランスファープレス部門で首位となった。「プレスライン800」は、プログレッシブダイ部門でも2位となっている。
同工場のプレス成形ラインでは2000人を雇用し、毎日2000トンの鋼板を加工し、50万個のボディ部品を製造。製造された部品は「ゴルフ」や「ゴルフ・スポーツバン」「トゥーラン」「ティグアン」に使用されているほか、新生産方式であるモジュラー・トランスバース・マトリクス(ドイツ語の略称はMQB)のプラットフォームを採用する20の工場に送られている。