ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）の欧州子会社であるオペルは11日、2017年中に電気自動車（ＥＶ）の生産を開始すると発表した。モデル名は「アンペラ―ｅ」で、シボレーのＥＶとして販売する予定の「ボルト（Bolt）」とほとんどの部品が共通となる。

アンペラ―ｅは５人乗りだが、価格や航続距離といった重要スペックについては後日に公表するとした。兄弟車となるBoltは３万5000米ドル前後の価格、200マイル（約320キロメートル）の航続距離を想定しており、ＢＭＷの「ⅰ３」や日産自動車の「リーフ」、テスラ・モーターズの「モデル３」と競合するとみられている。Boltの電池セルやモーター、ダッシュボード・ディスプレーは、韓国のＬＧ電子やＬＧ化学から調達することになっている。

オペルは16年～20年の間に29の新モデルを投入する計画としており、アンペラ―ｅも同計画に含まれているという。

2016/2/12