旭化成ケミカルズは15日、昨年6月にメキシコで設立した現地法人、旭化成プラスチックスメキシコ(Asahi Kasei Plastics Mexico)の開所式を12日に行ったと発表した。


旭化成プラスチックスメキシコは中央部ケレタロ州ケレタロ市に拠点を置き、2015年9月からメキシコの自動車関連メーカー向けに、ポリアミドを中心とした機能樹脂コンパウンド品の販売や技術サポートなどの事業活動を開始していた。

旭化成ケミカルズは樹脂コンパウンド事業のグローバル展開を重要な戦略と位置付け、日本、アジア(中国・東南アジア)、北米、欧州で樹脂コンパウンドの製造・販売拠点を展開し、顧客ニーズに迅速に対応できるグローバルネットワークを強化している。

メキシコ法人では当面、現地需要や顧客ニーズにきめ細かく対応するため、マーケティング活動や技術サービスに注力し、メキシコでのシェア引き上げを目指すとともに、製造拠点の設立の検討も進めるという。

2016/2/16

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する