日産自動車は27日、中国の国有自動車メーカー大手の東風汽車との合弁会社、東風汽車有限公司(DFL)の乗用車部門である東風日産乗用車公司(東風日産)が同日、日産ブランドとして初めて中国市場に投入する電気自動車(EV)「シルフィ ゼロ・エミッション」の生産を開始したと発表した。


シルフィ ゼロ・エミッションは、中国市場で最も多く販売されている日産ブランドのセダン「シルフィ」に、世界で最も多く販売されているEV「リーフ」の最先端技術を織り込み開発。東風日産の広東省広州市の花都工場で生産する。

■19年年度までに新型EV5車種を投入

同工場で実施したシルフィ ゼロ・エミッションのオフラインセレモニーで、日産の西川廣人CEO(最高経営責任者)は、2019年度までに日産やヴェヌーシア、東風ブランド含め、新型EV5車種の投入を予定していると明らかにした。

東風日産はまた、03年の創業以来の累計生産台数1000万台を達成し、同日に記念式典を開催している。

2018/8/28

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する