中国の浙江吉利控股集団の傘下にあるスウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カー・グループ(ボルボ・カーズ)は10日、次世代のモデルに米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)の車載AI(人工知能)コンピューター「NVIDIA DRIVE AGX Xavier」を搭載すると発表した。2020年代初頭から生産を開始する。


ボルボはDRIVE AGX Xavierの採用により、自動運転機能の開発を効率化し、開発とサポートの総費用を削減できるとしている。当初は「レベル2」以上の運転支援機能を装備する計画。レベル2は、先進運転支援システム(ADAS)を進化させたもので、ドライバーが常にステアリングホイールに手を触れている部分的な自動運転機能を指す。

ボルボとエヌビディアは昨年6月、NVIDIA DRIVEのプラットフォームを使用し、高度に自動化された「レベル4」の自動運転システムを開発すると発表している。

2018/10/11

 

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