自動車部品大手の米インテバ・プロダクツ(本社:ミシガン州トロイ)は、ルーフシステムを手掛ける子会社USルーフの生産増強を計画している。ミシガン州経済開発公社(MEDC)が26日付で明らかにした。


ミシガン州に拠点を置く自動車メーカーの需要増に対応するため、USルーフは、同州に生産拠点を新設する計画で、オークランド郡またはウェイン郡で新施設のリースを検討している。工場のほか、技術センター、倉庫、事務所を併設し、総投資額は1380万米ドルに上る見通し。これにより334人の雇用が創出される見込みという。

生産拠点の新設に当たり、同社はミシガン州のミシガン・ビジネス開発プログラム(MBDP)を通じて334万米ドルの補助金の給付を受ける。

USルーフは2008年の設立で、パノラマルーフやスライド式のサンルーフを製造している。インテバは世界各国に20カ所以上のルーフシステムの生産拠点を保有している。

2019/2/28

 

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