フォルクスワーゲン(VW)の米国法人は9日、新型コロナウイルスの感染拡大に対処するため、米テネシー州のチャタヌーガ工場で一時帰休を導入すると発表した。4月11日付で生産部門と保全部門の従業員を対象に実施する。


対象となる従業員数については公表していない。同社のウェブサイトによれば、同工場の従業員数は3800人となっている。一時帰休の対象とならない事務職などの従業員については自宅でのテレワークとなる。

一時帰休の期間は4週間以内で、この間は政府から週600米ドルの休業補償を受けることができる。医療保険については会社分だけでなく従業員の自己負担分も同社が負担して継続させる。一時帰休の終了後は全員の職場復帰が可能となる見込み。

同工場は3月21日から一時閉鎖を続けているものの、解除の時期は定まっていない。

2020/4/10

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する