東京センチュリーは5日、豪州の独立系レンタカー会社、バーゲン・カー・レンタルズ・オーストラリア(Bargain Car Rentals Australia)の全株式を取得すると発表した。東京センチュリーにとって単独では初めてとなる海外レンタカー事業への出資となる。4月1日に株式取得を実施する予定。取得額は公表していない。
バーゲン・カー・レンタルズは2005年の設立で、シドニーやメルボルンなどの主要都市の空港近郊に13拠点を構え、乗用車と商用車のレンタカーサービスを展開。約5000台の車両を保有し、コストパフォーマンスに優れた価格設定と、豊富な車種ラインアップ、利便性の高いオンライン予約システムなどが高く評価されている。
豪州は広大な国土を背景に、都市間移動に欠かせないインフラとしてレンタカー需要が底堅い市場。今後も若年層人口の増加や観光客の増加を追い風に、レンタカー市場はさらなる成長が見込まれているという。
■ニッポンレンタカーのノウハウ活用
東京センチュリーは子会社のニッポンレンタカーサービスが蓄積した適正な在庫コントロールや高効率な店舗運営、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による顧客サービス高度化などの事業ノウハウを活用し、バーゲン・カー・レンタルズの企業価値の早期最大化を目指す。
また将来的には、国内事業で培った、車両のリースファイナンスや中古車事業といった周辺領域への展開も視野に入れ、豪州のモビリティ事業のバリューチェーン構築と事業基盤の拡大を加速するとしている。
2026/03/06
