トヨタ紡織は2日、デンソーとの合弁会社である海外生産会社4社の株式(持ち分)をデンソーから取得し、完全子会社化したと発表した。取得額は公表していない。デンソーブランド製品の生産は従来通り継続するという。


完全子会社化するのは、米国のTOYOTA BOSHOKU JACKSON TENNESSEE、中国の天津豊田紡汽車部件と佛山豊田紡織汽車零部件、ポーランドのTOYOTA BOSHOKU LEGNICAの4社。

合弁4社は、主にフィルター関連部品を生産し、トヨタ自動車をはじめとする自動車メーカーの各地域拠点へ納入している。自動車業界は変革期を迎え、電動化・燃料の多様化・地域ごとのエネルギー事情や現存する車両の事情に応じてさまざまな動力源とその関連技術が求められ、フィルター関連部品でも修理部品を含めた需要が継続して見込まれるという。

■インドネシア合弁を完全子会社化

トヨタ紡織は同日、インドネシアの連結対象子会社であるTOYOTA BOSHOKU DEVICE INDONESIA(TBDINA)の株式のうち、アイシンシロキが保有しているTBDINAの全株式(発行済株式数の20%)をトヨタ紡織の子会社であるTOYOTA BOSHOKU ASIA(TBAS)が取得し、1日付で完全子会社化したと発表した。取得額は公表していない。

TBDINAは西ジャワ州ブカシ県チカランに拠点を置き、シートリクライナーやシートスライドなどのシート骨格機構部品を製造している。従業員数は234人(今年1月末時点)。

2026/04/03