自動車用シートを製造するテイ・エステック(本社:埼玉県朝霞市)は21日、米国の連結子会社のテイ・エステック・インディアナが工場の増築を行うと発表した。投資額は900万米ドル。敷地内で建屋の増築を行う。2022年に増築を完了する予定とされる。
テイ・エステック・インディアナはインディアナ州ニューカッスルで2007年に設立された。北米での四輪車用シートフレームの集中生産による収益性の向上と新規顧客の獲得を見越し、生産能力を拡大する。
また、省エネルギー設備や再生可能エネルギーの導入により、同グループ初となる二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの工場の実現を目指すとしている。
2021/5/24