欧米自動車大手のステランティスは1日、今年1月に同社が発足して以来で初のサプライヤー賞授賞企業を発表した。8部門で12社が表彰されている。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、リモート会議での開催となった。日本企業からは2社が受賞している。

受賞企業は(1)クオリティファースト部門が中国系スペイン企業で電子部品メーカーのメリット・オートモーティブとイタリア企業でボディ・イン・ホワイト(BIW、車体骨格構造またはホワイトボディ)のメーカーであるティベリナ(Tiberina)、(2)競争力部門が座席大手の米アディエントと韓国のネクセンタイヤ、(3)プログラム・マネジメント部門が独ブローゼと樹脂部品メーカーの仏スティープ・プラスティク(Steep Plastique)(4)イノベーション部門が電池技術開発会社の独バテモ(Batemo)と日本の三菱ケミカルアドバンスドマテリアルズ、(5)間接サービス部門が仏トタルエナジーズ、(6)企業の社会的責任(CSR)部門が仏ヴァレオ、(7)設備投資部門がロボットメーカーで中国系ドイツ企業のクーカ、(8)サプライチェーン部門が日本のアルプスアルパイン――となっている。

2021/6/2

 

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