中国の車載電池最大手である寧徳時代新能源科技(CATL、本社:福建省寧徳市)は1日、フォルクスワーゲン(VW)グループから電池セルのテスト品質認証を世界で初めて取得したと発表した。

CATLのテストラボは福建省寧徳市の本社にある試験検証センター内にある。試験検証センターの敷地面積は6万平方メートルで、CATLは20億元(約343億円)を投資して建設した。同センターには500人以上の研究員を配置している。

原材料や電池制御システム、電池パックまでさまざまな角度で300種類以上のテストを行うことで電池セルの品質と安全性を検証することが可能となっており、電池セルの寿命が尽きるまでのあらゆるシナリオを想定した試験を実施できることなどが高く評価されたという。

2021/6/3

 

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