在モスクワの欧州ビジネス協会(AEB)が4日発表した2021年5月のロシア国内の新車販売台数(乗用車、小型商用車)は前年同月比133.8%増の14万7378台と2カ月連続で増加した。比較対象となる20年5月は新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(外出規制)の影響で51.8%減と落ち込んでいた。1~5月の累計販売は前年同期比38.7%増の66万3312台となった。


■首位ラーダは9カ月連続で増加

5月のブランド別の販売台数は、首位の最大手アフトワズのラーダが145.7%増の3万8284台と9カ月連続で増加した。2位の起亜は135%増の1万8818台と3カ月連続で増加。3位の現代自動車は151.1%増の1万6261台と前月に続いて増加した。

4位のルノーは121.3%増の1万2482台と2カ月連続で増加。シュコダが230.5%増の9561台で前月に続いて5位となった。フォルクスワーゲン(VW)が151.7%増の9115台で2カ月連続の6位。トヨタ自動車は63.8%増の7349台と2カ連続で増加し、前月に続いて7位だった。GAZ LCVは61.1%増の4381台で前月に続いて8位となった。

日産が72.9%増の3827台で2カ月連続の9位。長城汽車のHaval(哈弗)ブランドが324%増の3167台で3カ月連続の10位だった。



2021/6/8

 

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