インドの自動車部品大手ミンダ・インダストリーズは22日、中央アジアのウズベキスタンの自動車用ライトメーカー、UzChasysの株式51%を取得したと発表した。これによりミンダはウズベキスタン市場に進出する。

地元各メディアによれば、UzChasysは2009年の設立。ウズベキスタン政府は経済自由化の一環として政府系企業の株式の一部を放出しており、UzChasysの株式51%の入札を実施し、これにミンダが応札した。株式の取得額は831億スム(約8億7000万円)に上る。

UzChasysは自動車のヘッドライトとランプの生産を行っており、同社のウェブサイトによると、ウズベキスタンの自動車メーカーのウズオート・モーターズ(UZAUTO Motors、旧GMウズベキスタン)のほか、ゼネラル・モーターズ(GM)のブラジル工場などに供給しているという。

2021/6/24

 

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