自動車部品メーカーの独フィッシャー・オートモーティブは24日、セルビア中部のヤゴディナ(Jagodina)市で新工場を開所したと発表した。射出成形により樹脂部品を製造する。


敷地面積は8500平方メートルで、フル稼働時の従業員数は450人に達する見通し。まずは乗用車向けのエアノズルを製造し、メルセデス・ベンツやフォルクスワーゲン(VW)、BMWに供給していく。将来的にはカップホルダーや各種トレー、電気自動車(EV)用のソケットカバーなど、製造品目を拡充するとしている。ただし、投資額や生産能力については公表していない。

開所式典は今月10日に開かれ、セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領も出席した。

2021/6/28

 

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