自動車部品大手の仏フォルシアは25日、ロシア西部サマラ州のトリヤッチ(Togliatti)特別経済区で新工場を開所したと発表した。同国の6カ所にある拠点を統括する地域本社機能も置かれるとしている。


新工場の現在の従業員数は600人で、数年内に1000人まで増やす予定。同工場では骨格部品などの溶接からフォームの成形、座席カバーまで自動車の座席に関するあらゆる業務に対応することが可能という。生産時の二酸化炭素(CO2)排出量も従来比で大きく削減したとしている。

ただし、投資額や生産能力などの詳細については言及していない。

2021/6/29

 

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