韓国の自動車部品メーカーの万都はこのほど、自動運転事業とモビリティ事業の一部を完全子会社として分割する計画が株主総会で承認されたと発表した。


新子会社の名称は「MMS(Mando Mobility Solutions)」(仮称)で、9月1日に発足する予定。MMSは、万都の自動運転事業のほか、無人パトロールロボット、電気自動車(EV)の無人充電、オンラインプラットフォーム(クラウドサーバー)など含むモビリティ事業を担い、北米や中国、インドへの海外投資を通じてグローバルなマーケティング活動を積極的に展開していく計画だ。

■万都へラーをMMSの子会社に

また、独ヘラーとの合弁会社として設立し、現在は万都の完全子会社となっている電装部品の万都へラー・エレクトロニクス(MHE)はMMSの子会社として編入する。

万都は今回の分割により、EV用シャシーを軸にしたEVソリューションズ事業の専門性を高め、アクティブ・セーフティー・ソリューション・プロバイダーとしての戦略的地位を維持できるとしている。

2021/7/30

 

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