米テネシー州のビル・リー知事は7月29日、アルミニウム材とアルミ部品の米カイザー・アルミニウム(Kaiser Aluminum)が本社をカリフォルニア州フットヒルランチからテネシー州フランクリンに移転すると発表した。

カイザー・アルミは新本社の設置に300万米ドルを投資する。新規雇用創出は80人を見込んでいる。ただし、移転完了の時期や移転先の本社ビルの床面積については分かっていない。

同社は1946年の設立で、北米の12カ所に工場を保有し、約3700人を雇用。テネシー州内ではジャクソン市に既存工場を保有している。自動車や航空機、パッケージ用など幅広くアルミ材とアルミ部品を製造し、供給している。新型コロナウイルス危機が発生する前の2019年の売上高は15億1400万米ドル、20年の売上高は11億7300万米ドルだった。

2021/8/2

 

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