半導体メーカーの米オン・セミコンダクター(本社:アリゾナ州フェニックス)は6日、新トレードネーム「オンセミ(onsemi)」とブランド刷新を発表した。同社は自動車と産業分野のエンドマーケットに引き続き注力し、自動車の電動化、先進の安全性、代替エネルギー、ファクトリオートメーション(FA)などの高成長メガトレンドを実現するとしている。

オンセミは、新キャッチフレーズ「Intelligent Technology. Better Future(インテリジェントなテクノロジーで、より良い未来へ)」の下、従来の考え方や市場の障壁を打破し、革新的で画期的なソリューションを創出して、持続可能なエネルギー革命を推進しながら顧客の最も困難な設計課題を解決し、気候変動対策の達成を支援するとしている。

■40年までの排出量実質ゼロ目指す

産業用・自動車用のエンドマーケットは世界の温室効果ガス排出量の3分の2を占めている。オンセミはインテリジェントな電力技術とセンシング技術によりネットゼロ経済の実現に貢献。同社は2040年までに排出量の実質ゼロを達成するため、研究・設計の専門知識を活用し、自社の事業を適応させていく考え。

2021/8/10

 

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