トヨタ自動車の米国法人は25日、2023年からケンタッキー州にあるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー(TMMK)の工場で燃料電池(FC)モジュールの生産を開始すると発表した。


FCモジュールはクラス8のカテゴリーに属する大型商用車向けで、電池やモーター、トランスミッション、水素貯蔵装置などともにFCキットを構成する。このFCキットはトヨタの技術サポートを得ることにより、既存の大型トラックなどのプラットフォームに組み込むことが可能とされる。

FCキットの重量は1400ポンド(約635キログラム)で、最高出力は160キロワット(約217馬力)。航続距離は積載物を含めて総重量8万ポンド(約36トン)の状態で300マイル(約483キロメートル)以上としている。

トヨタは8月31日~9月1日にカリフォルニア州ロングビーチで開催されるアドバンスト・クリーントランスポーテンション(ACT)エキスポで同FCキットを搭載する試作車両を展示する。

2021/8/26

 

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