明電舎(本社:東京都品川区)は27日、中国の完全子会社である明電舎(杭州)駆動技術(本社:中国浙江省杭州市)が初操業を迎え、26日に開業式を行ったと発表した。同社は中国市場での電気自動車(EV)事業拡大のため、明電グループでは海外初となるEV駆動システムの生産・販売拠点として2019年5月に設立した。

今回稼働した第1ラインは、EV用モーター/ジェネレーターの製造ラインで、当面は年間10万台規模の生産を目指す。

同社は第1ラインと同じ敷地内に第2ラインとして、EV用のモーター・インバーターの一体機を生産するための工場の新設と設備の導入を計画しており、2022年2月の着工と23年4月の稼働を予定している。

2021/8/30

 

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