中国の浙江吉利控股集団の傘下にあるスウェーデンの高級車メーカー、ボルボ・カー・グループ(ボルボ・カーズ)は23日、同社の電気自動車(EV)の内装に動物の皮革を使用することをやめると発表した。新型のEV「C40リチャージ」から開始し、2030年までにすべてのEVで皮革使用を廃止する。


ボルボ・カーズは高品質で持続可能な供給源を模索しており、2025年までに新型車の材料の25%をリサイクルされたバイオベースの材料にすることを目指している。

同社が開発した新しい内装素材「Nordico」は、ペットボトルなどのリサイクル素材から作られた繊維、スウェーデンとフィンランドの持続可能な森林からのバイオ素材、ワイン業界からリサイクルされたコルクで構成されており、次世代のボルボ車で採用される予定。

2021/9/24

 

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