自動車部品メーカーの独グラマー(Grammer)は9月29日、中国東北部の遼寧省瀋陽市で新工場を開所したと発表した。内装部品を製造するとしている。


新工場はグラマーにとって11カ所目の生産拠点で、センターコンソールやアームレスト、その他の内装部品を製造し、近隣の「欧州系高級車メーカー」に納入するとしている。瀋陽市にはBMWと華晨汽車集団の傘下にある華晨中国汽車(ブリリアンス・チャイナ)との合弁会社である華晨宝馬汽車(華晨BMW)が本社工場を置いていることから、グラマーの新工場はBMW向けの内装部品を製造するとみられる。

新工場の敷地面積は8000平方メートルで、このうち生産エリアの面積は3500平方メートル。従業員数は80人となっているが、将来的な拡張も可能としている。

2021/10/4

 

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