中国・深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板」に上場するリチウムイオン電池メーカーの億緯リ能(リはかねへんに里、EVEエナジー、本社:広東省恵州市)は27日、同じく創業板に上場する鋳造用機器メーカーの湖南中科電気(本社:湖南省岳陽市)と車載リチウムイオン電池用の負極材を製造する合弁会社の設立で合意したと発表した。


新会社の資本金は10億元(約178億円)で、億緯リ能が40%、中科電気が60%をそれぞれ出資する。新工場への投資額は25億元(約444億円)で、最終的に年間10万トンの負極材の生産能力を構築する計画。工場は2期に分けて建設し、1期工場の年産能力は5万トンとなる。今後1年半以内の稼働を目指す。

2021/10/29

 

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