ツバキ・ナカシマ(本社:奈良県葛城市)は12日、インド西部グジャラート州で新工場を建設すると発表した。2022年1月に着工し、23年8月の完成、同年9月の操業開始を予定する。設備投資額は約38億円。自動車向けの精密ボールを生産する。


インドと東南アジア市場では自動車生産台数の伸びが期待され、同社の精密ボールの需要拡大が見込まれている。同社はインド工場を同国と東南アジア市場の需要に応える生産拠点として位置付けており、生産能力を増強し、アジア成長戦略を促進することを目的としてインドの第2工場を建設する。

ツバキ・ナカシマは現在、インド西部のダードラー及びナガル・ハヴェーリー連邦直轄領にインド子会社のTNインディアの工場を置いている。

2021/11/15

 

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