仏ルノーは23日、電気モーターを開発する仏ワイロット(Whylot)の株式21%を取得したと発表した。出資額は公表していない。両社は6月、電気モーターの開発と生産で提携していた。ルノーは自動車メーカー大手としては初めて、2025年から高効率のアキシャルフラックス(Axial Flux)電気モーターの量産を開始する計画。

アキシャルフラックス電気モーターは、ルノーの電動車のパワートレインに搭載され、特にハイブリッドパワートレインで、コストを削減しながら二酸化炭素(CO2)排出量を削減することを目指す。ルノーはBセグメントとCセグメントの乗用車で1キロメートル走行当たり2.5グラムのCO2排出量の削減が可能としている。

ワイロットは2011年の設立で、仏南西部カンブ(Cambes)に本社を置く。

2021/11/24

 

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