欧州の商用車大手であるダイムラー・トラックとボルボ、フォルクスワーゲン(VW)傘下のトレイトンは16日、大型トラックやバスなどの電気自動車(EV)向け充電網の構築を進める合弁会社を設立するための契約文書に調印したと発表した。


新会社の商号は未定だが、オランダのアムステルダムに本社を置き、関係当局の承認などを得たうえで2022年中に業務を開始する予定だ。資本金は5億ユーロ(約644億円)で、3社が均等に出資する。新会社は高速道路の沿線や物流ハブなどに急速充電機を設置し、運営する。新会社が発足する2022年から5年内に少なくとも1700カ所での設置を計画している。将来的には充電サービスの運営会社として独立採算での事業継続を目指す方針だ。

2021/12/17

 

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