自動車部品大手のマレリ(Marelli、本社:埼玉県さいたま市)は6日、約4年にわたって最高経営責任者(CEO)兼社長を務めたベダ・ボルゼニウス氏が退任し、自動車業界で30年間の経験を持つデビッド・スランプ氏が後任のCEO兼社長に就任したと発表した。


スランプ新CEOは、韓国のサムスン電子の完全子会社で車載情報システムや高級オーディオを手掛ける米ハーマン・インターナショナルからマレリに移籍。ハーマンでは15年近くにわたり、グローバル・マーケット担当社長などの要職を歴任した。それ以前には、ゼネラル・エレクトリックやランディス・ギア、ABBなどの自動車・エネルギー分野で上級管理職を務めてきた経歴を持つとされる。

2022/1/7

 

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