自動車部品大手の米ボルグワーナーは12日、電池の劣化測定と急速充電に特化する米クノボ(Qnovo、本社:カリフォルニア州ニューアーク)に出資したと発表した。出資額は公表していないが、ボルグワーナーはクノボの数百万米ドル規模に上るシリーズCの資金調達でトップの出資者になったとしている。

■電池ソリューションを拡充

ボルグワーナーは今回の出資を通じたクノボとの提携により、電池ソリューションポートフォリオがさらに充実したものになるとしている。クノボのインテリジェントソフトウエアは予測的安全対策、より急速な充電、バッテリー寿命の延長など、複数のメリットを提供。同社のソフトウエアはアダプティブ充電アルゴリズムと予測ツールを、自動車業界のグローバル開発パートナーシップであるAutoSARまたは同等の車両オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションに組み込んでいる。

2022/1/13

 

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