自動車部品大手の独ボッシュは18日、独フォルクスワーゲン(VW)と電気自動車(EV)向けの電池セルの生産設備事業で合弁会社を設立することで合意したと発表した。覚書(MOU)を交わしたとしている。

新会社の商号や出資比率、本社所在地などの詳細は公表していない。設立の時期については年内に手続きを完了させるとした。EVのサプライチェーンを欧州域内で完結させるための措置と説明している。新会社では電池セルの生産設備を製作して電池メーカーに販売し、保守サービスなども提供していく方針だ。

VWは電池メーカーとの合弁事業も含めて2030年までに欧州の6カ所に電池セル工場を展開する計画。今回の新会社から設備を調達することも想定している。

2022/1/19

 

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