米国の新興EV(電気自動車)メーカーであるファラデー・フューチャー(FF)は10日、韓国の自動車部品・完成車受託メーカーであるミョンシン(Myongshin)に生産委託する契約を締結したと発表した。FFにとって2モデル目となる「FF81」の生産をミョンシンに委託する。

ミョンシンは2019年に韓国GMから買収した全羅北道の群山工場で2024年からFF81を生産する予定だ。FFはミョンシンに委託した生産台数や契約額などについて公表していない。

■「FF91」は7~9月に発売

FFは今年の第3四半期(7~9月)中に同社として初のモデルとなる「FF91」を発売する予定。FF91はFFがカリフォルニア州ハンフォードで賃借している工場で生産される。同社はFF91を高級EVとしてブランドのフラッグシップカーに位置付け、FF91よりは量販向けのFF81を続けて投入することで、より幅広い顧客からの支持を得たい考えとされる。

また、将来的には世界最大の高級車市場であり、EV市場でもある中国で現地生産することも目指すとした。

2022/2/14

 

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