独フォルクスワーゲン(VW)グループの商用車事業子会社トレイトン傘下のスウェーデンの商用車大手、スカニアは18日、同国の首都ストックホルム近郊のセーデルテリエ(Sodertalje)に自動運転車と電気自動車(EV)用の試験走路を新設すると発表した。既存の試験走路の拡張も行う。投資額は約9億7500万スウェーデンクローナ(約118億4000万円)。地方自治体による建設許可が得られれば、年内に着工する予定。2026年の完工を目指す。


スカニアのインダストリアル・オペレーション部門の責任者は「当社の目標は大型車両の電動化を主導し、自動運転車の能力を長期的に強化することだ」と述べている。

■電池システム工場の建設も進行中

同社は先にセーデルテリエに鋳造工場を新設したほか、電池システムの組立工場の建設も進めている。

2022/2/22

 

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